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業種別名刺デザインの特徴|業種ごとのPRポイントを押さえた名刺作り

たかが名刺、されど名刺。印象に残る名刺が業績を左右する?!
どのような企業様の名刺も、デザインの試行錯誤は無地の状態からスタートします。にもかかわらず、会社ごとに個性あふれる名刺が生まれ、その出来栄えによって営業活動の成果が大きく左右されることもあるようです。相手の印象に残る名刺には、どのような共通点があるのでしょうか?
今回は、業種ごとのPRポイントを押さえた名刺デザインについてご紹介します。

1各業種に共通する作成時のポイント

まずは、各業種に共通した名刺作成時のポイントです。

①情報は詰め込み過ぎず、本当に覚えてもらいたい内容に絞る
伝えたい内容が沢山あるからと言って、あれもこれもと記載すると、訴求ポイントがぼやけてしまい相手の印象に残りません。本当にPRしたい部分に絞って強調することで、自社の特徴を相手に印象付けることができます。

②読みやすい文字サイズとフォントを選択する
デザインの良し悪し以前に、情報が見にくい名刺は相手も読む気が失せてしまいます。大きすぎず小さすぎず、適切な文字サイズになっているかを必ず確認しましょう。また、フォントによっても見やすさが変わりますので、印刷会社の担当者に相談して、何種類か異なるフォントを提示してもらうのも一案です。

③紙質も重要
デザインに力を入れていても、紙質がそのイメージに合っていない場合、相手の印象が大きく変わってしまいます。名刺交換は対面・手渡しで行うことが多いものですから、視覚だけでなく手で触れた感覚からも記憶に刻まれることを意識して、目的に合った用紙選びを行いましょう。

2飲食業

和食、洋食、中華、カフェ、居酒屋など、飲食業には様々な形態があります。そのため、自店がどのような料理を提供する店なのかが一目でわかる「イラスト入り名刺」が効果的です。例えば、和食であれば箸や和柄のデザイン、洋食であればカトラリー、カフェであればカップとソーサー、居酒屋であれば銚子(ちょうし)や猪口(ちょこ)、ワイングラスのイラストなどです。特に名物料理がある場合は、そのイラストを使ってアピールしても良いかも知れません。

3建築・不動産業

購入見込客や取引先に対して信頼感や安心感を印象付ける必要がありますので、デザインには落ち着いた色調や、やすらぎを感じるイラスト・写真入りの名刺が有効です。例えば、個人住宅営業であれば家屋や木々の緑、法人オフィス営業であればビルやビジネス関連のシルエット、建築施工業者であればショベルカーや塗装器具などです。

4芸能・美容業

華やかで人を引きつける業種ですので、きらびやかなデザインや色づかい、上質の用紙等を選択すると効果的です。例えば、精緻に書き込みされたデザインや幾何学模様のイラストを使って洗練された印象を与えたり、角を丸くしたりエンボス加工、箔押しなどの特殊加工で見た目や手触りにこだわる、ワンランク上の用紙を使って質感を意識する、などの方法が考えられます。タレントなど顔を覚えてもらうことが重要な職業では、顔写真入り名刺も良いかも知れません。

5製造業

自動車、電機、機械、化学、食品など、製造業も様々な分野が存在します。イラストを用いて自社の業種をアピールすることももちろん効果的ですが、この業種については自社がどのような技能を持ち、品質向上の取り組みを行っているかをアピールして、相手に信頼感を与えることが最も大切です。例えば、自社の製品づくりのモットー、ISO認証取得状況、公的資格保持者などの情報を強調し、商談に発展させられるネタを名刺に含めておくことなどが考えられます。

さいごに
 いかがでしょうか?貴社の魅力を効果的に伝える名刺のイメージが浮かびましたか?