あなどれない名刺作成コスト。削減できる部分は?
名刺は、基本的に「箱」単位の発注です。1箱100枚入りが標準ですから、一見するとそれほどコストが掛かっている印象は無いかも知れません。
しかし、業績が向上するにつれて従業員数が増加し、お客様と接する機会が増えますと、従業員ごとの名刺消費量も格段に多くなります。その結果、まさに「ちりも積もれば山となる」の言葉どおり、作成コストは無視できなくなって来ます。
そこで今回は、名刺作成コストの一般的な内訳と、その削減方法に迫ります。
目次
1名刺作成コストの主な内訳
一般的に、名刺作成コストは以下の3つに分類できます。
①デザイン費用
②印刷費用
③その他追加費用
①のデザイン費用は、名刺のレイアウトやイラストなどをデザイナーに依頼する費用です。デザインが固まるまでに、お客様とデザイナー間で「校正」と呼ばれるやりとりを経て、決定稿ができ上がると次の印刷工程へデータが送られます。
②の印刷費用は、文字通り名刺を印刷するための諸費用です。主なものは用紙代やインク代ですが、その他に断裁、梱包、発送準備など、印刷に関わる各種作業代も含まれます。
③のその他追加費用は、様々な特殊形状のご依頼に対応するための加工費や、特別な短納期対応を行う場合の追加手数料などです。
2最もコストが掛かる部分は?
さて、上記①~③の中で、最も大きな割合を占めるコストは何でしょうか?名刺は印刷物ですので、②の印刷費用が一番ではないかと思いがちですが、実は最も割合が大きいコストは「①デザイン費」です。
一からデザインする場合はもちろん、企業ロゴやフォントなど、あらかじめ素材が準備できている場合でも、名刺の中に各情報を見栄えよくレイアウトするためには、デザイナーに依頼せざるを得ないのが一般的でした。
そして、デザイナーが作成した初稿をお客様がチェックし、修正点があればデザイナーに再依頼、できあがった第二稿を再チェックし、修正点があればさらに再依頼・・・・・・。このように、完成稿となるまでに何度も何度もやりとりを重ねることが、デザイン費が大きく膨らむ要因となっていたのです。
3デザインを自社で行う場合
デザインを自社で行ってから発注するという方法であれば、デザイナーとの複数回のやり取りは削減できます。しかし、それでも印刷前の最終チェックのやり取りだけは必要ですし、デザイン用のソフトを使いこなせる従業員を社内に抱えていることが前提です。
4Web上で自由にデザイン、そのまま発注できるシステム
そこで、現在はWeb上でレイアウトの編集作業を行い、校正作業を省略した「クラウド型名刺発注システム」が登場しています。デザイン専用のソフトも不要で、用意されたテンプレートを利用して作成すれば即日発注もできるため、従来かかっていたデザイン費用を大きく抑えることが可能です。
名刺作成コストの削減に悩まれている企業様は、このようなシステムの導入を検討なさることも一案です。
さいごに
当社の法人向けWeb名刺注文システム「会社の名刺」は、どなたでもWeb上で名刺のレイアウト編集ができる機能に加え、当社独自のデザインシミュレーター「One-d.io」と連携させることで、名刺作成にかかるコスト削減のご提案が可能となっております。
ご興味がございましたら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
法人向けWeb名刺注文システム「会社の名刺」
デザインシミュレーター「One-d.io」